東京の学生から速報が入りました。5月17日に法大文学部当局が3人の学生に「退学」処分を発動したことはお伝えしたとおりですが、19日、大学当局による当該学生のキャンパスからの締め出しを断固粉砕した、とのことです。以下、メールを転載します。
有朋寮からのたたき出し、法政大の「退学」攻撃、あらゆる策動が破産しつつあります。闘う法大生と心から連帯し、私たち有朋寮も全力で闘います! 『5月17日、文学部教授会は3・14弾圧当該の5人のうち文学部所属の3人に「退学処分」を下した。絶対に許すことは出来ない! 当日は立て看板撤去の大暴挙が次々と行われた。早朝に出した立て看板は10時の段階で強制撤去した。さらに昼、当該学生一人が無期限のハンガー(断食)ストライキに立ちあがり、立て看板を出してその前に座り込むも夕方には立て看板の強制撤去に踏み出す。まさに激しいやりあいの中で、教授会では「退学処分」が下された。教授会のあとは緘口令がしかれて誰も口を割らないどころか、ほとんどの教授が瞬時に帰って逃亡するという事態! ふざけるな! 翌日18日、激しいトーンで弾劾に立った。この日の朝から職員が教室を回り、ビラをまかせないために弾圧するというエスカレーションぶりだ。職員が織田全学連委員長を発見し、学内中を「織田がいた」「捕まえろ」と職員が探し回るという戒厳令体制だ。「学外者だ」「教室でのビラまきは禁止だ」などとお前らが勝手に作ったルールだろうが! 学生とも一切話し合わずに決めたルールならざるルールであり、やはりこうやって大学の意思に反するものを弾圧するために作られたものであることは完全に白日のもとにさらされた。不正義を続ける大学当局に対して学外からそれを正しに行くことに何の間違いがあるのだ! そんなに言うならまずお前ら総長平林・学生部が退学処分を撤回することが先決ではないのか! こうした学生部の弾圧をぶちやっぶてドンドンビラが手渡され、1500以上の学生がビラを受け取った。ハンストを続ける学生の机には励ましの声が多数寄せられた。 そして19日、学生部が大暴挙に手を染めた。安藤学生部長が退学処分通知書を手渡し、「もう学外者だから正午までに出て行け」などとほざいたのである。学外者に勝手にしたのはてめえらだろうが! こんなふざけた話があるか! 昼休み、情宣・ビラまきを開始してまもなく、身を潜めていた「退学処分」の当該学生がキャンパス中央に登場、堂々と宣伝を開始した。多くの学生が注目する中、学生部が集まってくる。それに対してハンスト中の学生がカメラを向けたのを見計らって、学生部が「やめろ!」と襲い掛かり、カメラを奪った。「返せ」と手を伸ばす学生に対して激しく振り払い、「バシッ!」という音が響いた。すかさず「暴力を振るうな! 暴力職員は首だ!」とトラメガで宣伝を開始、すると遠くで見ていた安東がトラメガでしゃべる当該学生に「学外者は出て行け」とつめより、職員が総出でたたき出しにかかった。これに別の学生がトラメガで「学生部が学生をたたき出そうとしている! また3月14日を繰り返すのか! もうすぐ警察が導入される!」と訴えかけると150名の学生が一気に集まってきた。「学外者だと? ふざけるな! 退学処分などココにいる誰も認めていない! 署名が1200も集まっているではないか!」と訴えた。職員に一歩も引かず学生がビラを取りにくる。次々とビラを受け取る学生たち。通りすぎようとするビラまきの肩を引き止めてビラをくれと言う学生。討論になる横でドンドン勝手に学生がビラを取っていく。「がんばってくれ」と学生が声をかけてくる。その間にも門の方へ当該学生が押し込められていく。学生の怒りは高まり、実力決起しようとして友達に止められている学生までいる。「改憲反対を訴える彼のような学生がなぜたたき出されなければならないのか? 法大の損失だ。平林・安藤こそたたき出されるべきだ! 彼を守ろう! 写真を撮ってこの状況をみなに伝えてくれ!」と訴えると学生が一気に学生部職員につめより写メールを取り出した。数人の学生が安藤学生部長の顔写真を写メールでとって挑発するなど、止められない状況に。追いつめられた安東は当該学生に勝手に肩をぶつけて「暴力を振るうな」などとのたまう始末。小学生かお前は! 300人に膨れ上がった学生が失笑。こんなショウモナイ奴らが作ったルールなど無効だ。処分など100%無効だ。学生が認めないといったら認めないのだ。当該学生は抗議しながら座り込み、徹底抗戦、あまりの人の多さにたたき出し不能の状況になった。外にいた警察権力は写真を撮っていたのも消耗してやめ、最後は屈伸をしている者、タバコを吸っている者とやる気ゼロ。昼休みが終わっても50人もの学生がその場に残ってくれ、学生部は断念、大勝利を勝ち取った! 300人の学生はついに警察導入を許さなかった。 同時にこれは国会攻防の高揚と一体だ。共謀罪採決を阻止するために国会前は祭りのようにごった返し、教基法改悪阻止の日教組全国動員座り込みが戦われている。警察は特別体制で動員され、法政に大動員をかけることも出来ないのだ。22日は法学部の教授会だ。この力で絶対に処分を粉砕しよう! もはや平林・安藤と当該学生5人のどちらが法政から出て行くのかの闘いとなった。学生は団結すれば絶対に勝利できる。平林・安藤を力ずくでたたき出すしかない。大学を支配するのは学生だ! 平林を退学に! 6月法大ストライキに突き進もう!』
by ufo_ryou
| 2006-05-20 01:12
| 3・14法政大弾圧に大反撃を!!
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