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5.13勝利報告集会打ち抜く!
 9日の執行停止決定をうけ、有朋寮食堂にて勝利報告集会を開催しました。急な呼びかけにも関わらず、40人の労・学・市民が駆けつけ、勝利の爽快感を共有しました。
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 古郡委員長の勝利宣言に続く、集会基調(→全文は下)は、「一歩も退かぬ闘いで当局・権力を追いつめて勝ち取った偉大な勝利。今回の執行停止で『廃寮決定』そのものが揺らいでいることが示された。今こそ吉本を打倒する時。処分撤回を軸に、夢とロマンをもって有朋寮闘争を闘おう」と自信あふれる提起を行いました。支援の方々からも「闘えば勝てることが再び示された」「勇気をもらった」「巨大な一歩だ」etc.の発言が。

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 集会の最後には有朋寮生から決意表明を行い、団結ガンバローで締めくくりました。
 集会が終わった後、カンパが続々と寄せられました。8万7千円! 本当にありがとうございます。
 大学当局は、控訴審判決を受けて、判決翌日の4月26日に「学生協ニュースNo.49」を発行しました。9・21執行停止の事実を隠蔽し、力なく「自主退去」を求めた駄文でした。吉本よ! 9・21そして5・9の2度にわたる強制執停止決定について見解を示してみよ! 示せないことが弱点です。ここを徹底的に追及し、最高裁・上告受理闘争でも勝利する決意を固める集会となりました。


■「無期停学」の即時撤回を!
 勝ち取った時間・空間を活かし、有朋寮闘争を全学的・全国的に発展させよう! とりわけ古
郡への3年に及ぶ「無期停学」処分を、一刻も早く撤回させよう! もはや吉本の沈黙と逃亡は許さ
れない。
◆申し入れ行動:17日12時、川内北管理棟へ


■引き続きカンパにご協力を!
郵送や振替などでも続々とカンパが寄せられています。本当にありがとうございます。支援の輪を広げ、上告審勝利へ、さらなるカンパをお願いします。
郵便振替「02210-2-61153 東北大学有朋寮」




<5・13闘争報告集会基調>

第二次強制執行阻止決戦も完全勝利!
この力で廃寮撤回、「無期停学」処分撤回へ!

【1】はじめに
 5月9日、仙台高裁・小野裁判長は有朋寮に対して「強制執行停止決定書」を交付しました。4月25日の「仮執行宣言」付き明け渡し反動判決から半月、激闘につぐ激闘によってもぎりとった大勝利です! 国家権力・大学当局は昨年9月に引き続いて今回もまた、機動隊導入による寮生の暴力的叩き出しという恫喝をかけつつも、有朋寮をつぶすことができませんでした。みなさん! さまざまなかたちでのご支援、本当にありがとうございました! 闘ってかちとったこの大勝利を謳歌しましょう!
 全国から続々と驚きと祝福のメッセージが寄せられています。有朋寮の闘いは、「国や大学と闘っても勝てない」という既成概念を再びぶち破って、まったく新たな地平を切り開きつつ発展していこうとしています。自らの闘いに確信を持ち、私たちはただちに「廃寮粉砕!処分撤回!」の決戦に突入します。上告棄却を許さず、全国の力で上告審を開始させます。そして、これまでをはるかに上回る全国的な支援・共闘の拡大に向けて闘います。さらには、改憲と戦争反対を自分たち自身の闘いとして闘います。すべてのみなさん、ともに闘いましょう!

【2】一歩も退かぬ闘いが逆に大学当局を追い詰めた
 第一に、今回の勝利の核心は、有朋寮と支援の闘いを前に、国家権力・大学当局が強制執行に踏み込むことができなかったということです。大学当局はこちらが少しでも動揺すれば、ただちに警察権力を導入する構えでした。しかし、私たちがその意思を挫いたのです。
 重要なことは、闘いは大学当局と有朋寮の力関係にどこまでも規定されており、大学当局にとって一つの寮を暴力的につぶすということは、どれだけ暴力的背景があったとしてもそう容易ではないということです。いったん闘争主体が一歩も退かぬ不退転の決意を表明したとき、それは人数や量の大小にかかわりなく、逆に敵を反動化させるか、もしくはたじろぐかという地点に追い詰めていく力をもっています。都立高校における「日の丸・君が代」強制をめぐる攻防を見てください。一見、石原ファシスト都政が簡単に不起立者を懲戒免職にして、闘う教員を一掃していくことは可能であるように見えます。しかし逆に、石原はわずか数十数百の教職員の不起立決起の前に圧倒的に守勢に立たされているではありませんか。敵が全体を獲得する論理や大義をもたずに強硬手段に走った(走らざるをえなかった)時点で、そしてそれに対して私たちが真っ正面からぶつかって勝負した時点で、闘いのヘゲモニーはこちらにあり、大学当局は意外なほどにもろい姿をさらけ出さざるをえなくなるのです。

【3】全学生の敵=吉本執行部を今こそ打倒しよう!
 第二に、今回の勝利は、いよいよ吉本独裁執行部に腹の底からの怒りをぶつけ、打ち倒していくべきときが訪れたことを告げ知らせています。吉本執行部は国家権力との深い癒着の上に、昨年9月、そして今回と、二回もの強制執行の「チャンス」をもらいました。しかし結局は、二回とも有朋寮の不退転の闘いを前にして強制執行をあきらめざるをえませんでした。今度はこちらが反転攻勢にうってでる時です。
 吉本-菅井執行部は2002年に、「有朋寮廃寮強行と古郡への無期停学貫徹を切り口にして学生自治を根絶すること」を最大の目的として登場しました。一切の民主主義とか自治とかいったものをトップダウンで問答無用に押しつぶそうというそのやり方は、まさにミニ小泉かミニ石原とでも言うべきものでした。しかし、もはやその「神通力」は完全に磨滅し、学内的求心力を失い、瀕死の状態になっているのです。何とか学長選挙を廃止して教授会を形骸化するところまではこぎ着けましたが、結局はサークル活動への「内規」も貫徹できず、有朋寮への「強制執行」に決断もできず、学生自治を根絶するにははるかに遠く及ばないところでかろうじて「無期停学」処分だけを維持している状態です。
 であるからこそ、今が勝負です! 「吉本執行部の責任追及」「古郡への処分撤回」をスローガンに、徹底的に吉本執行部の矛盾を突きまくって任期切れ(今年11月5日)前に辞任に追い込んでやりましょう! そしてそれは、私たち学生が主体性をいきいきと自らの手に取り戻していく過程と一体となって進んでいくのです。

【4】「廃寮決定」そのものがついに揺らぎ始めている
 第三に、いったんは「仮執行宣言」付き判決を出しおきながら、それを全否定する「強制執行停止」決定を下さざるをえなかった仙台高裁・小野裁判長。小野裁判長をここまで追い詰めていったものは、もちろん有朋寮陣形の闘いの前進ということに加え、そもそもの「有朋寮の廃寮決定」なるものが言い繕いようのないほどにとてつもなく不正義であったという事実です。二度も「強制執行停止」に追い込まれたことによって、もはや2001年9月12日の「有朋寮廃寮決定」、昨年9月1日の仙台地裁判決、そして今回の仙台高裁判決は風前の灯火、グラグラになって吹き飛ぶ寸前です。
 まずは弁護団の作成した「強制執行停止決定申立書」(5月1日提出)に沿って見ていくならば、その論点は以下の通りです。
  1)「有朋寮が学寮として公用に供されなくなれば、寮生への入寮許可は消滅し失効する」という論理は、「大家がアパートの建物を廃止することを決めたら、賃貸借契約そのものが失効して部屋を賃借できなくなる」というもので常識に外れている。
   2)有朋寮が例え公物であっても、いったん入寮を許可し地位や権利を与えたのであれば、それを手続きを抜きにして勝手に剥奪することはできない。いきなり「寮として使用することを止めた」と宣言し、それによって「許可の対象が消滅したのだから入寮許可は当然失効する」というのは順序が違う。入寮許可の取り消しがあった後に初めて寮は他の用途に供用できるのである。
   3)東北大学は寮生に与えていた入寮許可の取り消しをせず、その旨の主張もしていない。よって、寮生が入寮許可に基づき居住する地位を否定し、寮の明け渡しを命ずる判決をすることはできない。控訴審判決は、それ自体では寮を使用する地位に消長を与えないことが明らかな東北大学の「寮を使用停止とする旨の内部意思の表明」に、法令に根拠を持たない効果を認めたものであり、明らかな法令違反であって取消を免れない。
 つまり、有朋寮生には寮において生活する権利(そして教育を受ける権利)があり、大学当局が一方的に廃寮を宣言したからといって、それによって寮を明け渡さなければならないということでは断じてないということを言っているのです。そしてこの私たちの主張を、仙台高裁・小野裁判長は「執行停止」というかたちで渋々認めざるをえなかったのです。
 これは、有朋寮闘争における根本的な矛盾を告発しています。いっさいの出発点は寮生無視(だまし討ち)、話し合い抜きの一方的通達にありました。私たちはこの暴挙への怒りをバネにしてこれまで闘い続けてきました。
 東北大学当局は、この結果ありきの「廃寮決定」を合理化するためだけに、寮生との話し合いを拒否し続け、廃寮反対署名の受け取りを頑なに拒み、寮にただ居住しているだけの古郡に対して実に3年以上にわたる「無期停学」処分をかけ続け、有朋寮生からはあらゆる権利を剥奪し続けている。しかし今、その大前提が揺るぎ始めています。「大学の決定は絶対ではない、万能ではない」ということです。そうした既成概念を私たちの闘いで打ち破り、廃寮撤回に向けた活路を切り開きつつあります。
 有朋寮「明け渡し」裁判の過程では、「ただちに取り壊さなければならない程の老朽化」なる口実がまったくの虚偽とねつ造のであることが暴かれ、地裁での「強制執行停止」決定では被告認定がきわめてずさんな代物であることが暴かれ、そして今回の高裁での「強制執行停止」決定ではついに、2001年9月の決定そのものとそれに基づく「寮生への明け渡し要求」そのものに正当性がないことを裁判所自身が認めているのです。これは決定的だ。本来ならば、ただちにすべての判決がひっくり返され、「廃寮決定」そのものが撤回されなければならないはずだ! とりわけ古郡への「無期停学」処分は明らかな人権侵害行為として撤回され、土下座しての謝罪と権利・名誉回復が行われるべきものだ!
 このことを百も承知しているからこそ、東北大学当局はこの敗北について沈黙を決め込んでいる。しかしこれを絶対に許しておいてはなりません。上告審を待たず、ただちに廃寮撤回、処分撤回の要求を叩きつけよう。

【5】有朋寮廃寮阻止闘争はあらゆる権利を守り改憲を阻止する闘い
 第四に、有朋寮の廃寮を阻止する闘いは、ひとつ寮にとどまらずすべての学生、すべての民衆のかけがえのない権利を守り抜く闘いそのものです。
 東北大学当局が有朋寮廃寮において狙ったことは、厚生施設としての寮をつぶしてしまうということのみではありません。その過程を通して、「大学は上、学生は下」(元学寮専門委員会副委員長・水原教育学部教授)と学生をおよそ家畜のようにしか扱わずに主体性を無視し、それどころか「無期停学」の重圧を加えることによってすべての学生が有朋寮廃寮という不正義に関心や共感を持つことすら抑圧し、教職員に無関心を装わせることで吉本執行部に忠誠を誓わせる。こうした中で、およそ東北大学を民主主義とか自由とかいった考え方そのものが存在しない監獄のようなキャンパスへと変貌させようとしました。私たち寮生・学生の闘いのみが唯一それと対峙してきました。
 まさに今、自民党が新憲法案-教育基本法改悪でやろうとしていること、それが東北大キャンパスで起きていることです。「公の秩序に反しない」範囲でしか権利は認めない、つまり国、政府、与党、そして大学当局の「決定」こそがすべてであって、それに従うことがまず民衆や学生の「責務」であって、その枠内であればおこぼれ程度の権利を認めてやってもよい、これが9条破棄と並んで改憲において狙われていることです。「侵すことのできない基本的人権」というものはもはやゴミ箱に捨て去られてしまっています。古郡に対する「無期停学」処分を見てください! 人類が何百年もかけて血を流してかちとってきた「教育を受ける権利」とはこれほどまでに軽いものだったのでしょうか。自民党新憲法案における「国家・国益こそが絶対、それに従うものは非国民」という考え方は、そっくりそのまま吉本執行部にあてはまります。
 だから、有朋寮の闘いが現在の改憲攻撃の真っ向対決であるということは、単にそれが最高裁の憲法判断にゆだねられる段階に入ったとか、「廃寮決定」の正当性がゆらぎ始めたというだけにとどまるものではなく、小泉や吉本がひっくり返そうとしている私たちの権利概念を根っこの部分で守り抜く闘いであるということなのです。有朋寮闘争の前進は、改憲の先取り攻撃を粉砕し続けています。
 この観点から見たとき、現在法政大で闘われている処分撤回闘争は、有朋寮の闘いとまったく同じ質の本当に重要な闘いです。今年3月14日、法政大当局はキャンパスでの改憲反対の立て看板撤去に反対する学生29人を、200人の私服警察を構内に導入して逮捕させました。これだけでも、もはや大学としては死んだに等しい暴挙です。敷かしそれだけにとどまらず、当該である5人の法大生が完全黙秘で保釈をかちとる無罪が確定してからも、「自宅謹慎」処分をかけ続け、当該学生、およびそれを支援する学生は教室も使用禁止、そして退学処分にしようとし、正門前には数十人に警視庁刑事が弾圧の機会を狙ってたむろし、構内では学生部長先頭に数十人の教職員が常時徘徊して、ゲシュタポのように学生を捕まえては学生証チェックを繰り返している。弁護士が構内でこの不正義を訴えようとすれば、教職員が取り囲んで排除しようとする。学生が自由にものを言うことすらできない、こうした戦前そのものの(いや、戦前よりももっと悪い)大学を絶対に許しておいてはならない! この激しい攻防の中で、法政大の闘う学生は退学処分をいまだ阻止し続けています。私たちも法政大の闘いと心から連帯して闘おう!

【6】一切の基礎である財政決戦に勝利しよう!
 第五に、上告審(受理申し立て)闘争と一体の財政決戦に勝利しましょう! ここが一切の闘いの基盤であり、かつ緊急の課題です。地裁段階での保証金200万、高裁段階での保証金200万、これは有朋寮を財政的に締め付けて活動を縮小させるという攻撃でもあります。今こそ、全国の支援の皆さんに訴えます! これまで有朋寮は多くの方々の有形無形の支援に支えられて闘い続けてきました。そして今、上告審段階の正念場であるからこそ、絶大なカンパを再びみたび有朋寮に寄せてください!
   <詳細は口頭で提起します>

【7】処分撤回闘争を軸に、夢とロマンを持って有朋寮廃寮阻止闘争を闘おう!
 最後に、有朋寮闘争は戦後史に残る大闘争へと発展してきました。であるからこそ、これまでの5年になんなんとする闘争の地平をはるかに上回る規模で、有朋寮闘争を爆発的に拡大させていく壮大な夢とロマンを持って闘い抜きましょう!
 有朋寮闘争は、上告審段階においてさらに学内的・全国的に発展させることは並大抵のことではありません。しかし二度の強制執行攻撃を断固粉砕し、今なお改憲情勢下で闘いの旗を打ち立て続けていることに多くの方々が希望を見いだしている現実があり、それは数々の激励メッセージにもあらわれている。私たちはそれを励みにし、有朋寮廃寮阻止闘争をどこまでも発展させて勝利目指して闘い抜くことが、現在の戦争を改憲攻撃の流れを押し返し、すべての人々の権利と団結を守る闘いであることを確信し、全力で闘います。キャンパスで、東北大生、教職員に全力で訴えよう! 有朋寮廃寮を阻止して吉本執行部を打倒し、戦争と改憲と闘う学生ストライキを今こそ打ち抜こう!
 1)古郡への3年に及ぶ「無期停学」処分を撤回させよう!
 2)「有朋寮の廃寮決定」そのものを白紙撤回させよう!
 3)学生無視の吉本執行部を徹底追及し、辞任に追い込もう!
 4)最高裁への上告申立受理の要求を強めよう! 棄却を阻止しよう!
 5)全国の仲間と連帯し、改憲-教基法改悪阻止で闘おう!
 6)有朋寮廃寮阻止闘争を全国に拡大しよう!
 みなさん、本日から気持ちも新たに団結して頑張りましょう!!
以上です。
by ufo_ryou | 2006-05-14 13:33
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