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控訴審開始!!
控訴審に勝利し有朋寮廃寮打ち破ろう
 ◆吉本独裁に終止符を!
 ◆古郡君への無期停学処分許すな!


 すべてのみなさん! 来たる12月19日(月)、有朋寮明渡し裁判の控訴審がいよいよ開始される。東北大学の未来を決める大決戦だ。
 注目と支援を! 10時半、仙台高裁へ傍聴を!



正義は行動によって実現する!
 私たち有朋寮は、9月1日に仙台地裁で下された明渡し仮処分付判決(以下、『9・1判決』)に対し、逮捕・流血を辞さず闘うと宣言し、全国から駆けつけた学生とともに闘った。そして、同月21日に強制執行停止決定(以下、『9・21決定』)を勝ち取る大勝利を実現した。
 『9・1判決』は、「大学の決定だから」の一点で廃寮を正当化した。判決の主旨は以下の2点だ。

①行政法上付与された地位・権利を剥奪する際に最低限必要な行政処分は、「内部規程の方が法より上」だから必要ないと判断。
②裁判過程で退寮した寮生に対しても明渡しと損害金支払いを要求。
 これらにどんな根拠もない。大学当局は絶対で、決定に従わないものは、自由裁量で処分しても構わない、裁判所は、科学的な根拠がなくとも決定・処分にお墨付きを与える、ということだ。
 私たちは、不正義な『9・1判決』に対して、「正義は行動によって実現される」と宣言し、全国から支援を得て、闘いぬいた。そして、『9・21決定』を勝ち取った。東北大学当局、宮城県警、そして反動判決を出した仙台地裁・小野裁判長が、実力闘争宣言と「有朋寮への強制執行許すな」の声の広範な広がりに追い詰められたのだ。





吉本よ! いつまで逃げ回るのか!
 では、この一連の事態に東北大学当局の対応はどうであったか?
 9月1日の判決法廷には、原告であるにも関わらず一人として姿を現さなかった。『9・1判決』については、裁判の三審制も無視し、当局の広報「学生協ニュース」において、「明渡し確定」と大々的に宣伝した。
 しかし、『9・21決定』には、今の今まで一切口を閉ざしたままだ。さらにあろうことか、学生支援課長・山越、職員・新沼は、大学当局への回答を求める行動に対して、暴力的な襲撃をかけてきた。
 まさに当局の正体見たりだ。好都合なことには、ウソとデマをまき散らしながら大宣伝をする。都合が悪いと黙るだけでなく、答えを求める者に対して、警察まがいの暴力でねじ伏せようとする。だから訴えておきながら法廷を足蹴にする、極めて不誠実な態度もとれるのだ。大学当局よ、学生を何だと思っているのか!!

大学で一体何が起きているか?
 小泉・自民党が今、改憲を狙っている。それは戦後、労働者・学生が勝ち取った権利や生活を根本から覆す。さらに民営化で、一握りの大企業や政治家は一切の矛盾を労働者・家族に押しつけている。差別煽動と団結破壊。正規職を減らし非正規職に。学生には「勝ち組・負け組」と、それが誰のためなのかと考える時さえ奪い、競争を煽る。すべては、富める者だけますます富むためだ。
 『君は生き残れるか』(研究室配布パンフレット)これが法人化であり吉本独裁だ。大学を企業利益の食い物として提供する。そのために教職員を酷使し、学生を奴隷のように扱う。だから「教育で学生を飼い馴らす」(菅井副学長)と言い、廃寮反対運動つぶしのために「傷害事件」ねつ造を行い、古郡君には3年間も停学処分を強行し続けているのだ。
 法人化は、改憲・民営化と一体だ。「真理探究」や「大学自治」という理念すら否定される。かつての帝国大学のように、企業の安価な下請け研究所に、果ては軍事研究を行う場、学徒動員の場にしようとしているのだ。
 有朋寮闘争は、一方的な廃寮決定以来、当局の学生無視、学生を人とも見ない吉本に対する闘いであった。それは法人化の狙いを暴いてきた。そして今、吉本独裁を打倒するチャンスを握っている。

これでいいのか? 声を上げるのは今
 吉本独裁の先に学生の未来はあるのか? 否である。学生・教職員が団結し吉本を倒さずして学問の自由も、サークル活動の自由もない。だからこそ、有朋寮は団結し、弾圧を恐れず闘ってきた。
 大学当局は、破産的であろうとも廃寮を撤回せず、無期停学も3年に渡り継続している。ここに吉本独裁の凶暴性と危機が示されている。倒すのは今だ! 廃寮決定、無期停学処分もろとも吉本体制を葬り去ろう。
 19日、控訴審傍聴へ! ここから新たな闘いが始まる。私たちは改めて宣言する。吉本や小泉の奴隷となる道を断固拒否する。

有朋寮明渡し裁判控訴審第1回 傍聴を!
12月19日(月) 10時30分~ 仙台高裁 (10時より傍聴券配布)

by ufo_ryou | 2005-12-18 19:48 | ○有朋寮「明け渡し」裁判
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