有朋寮ニュース vol.48

郵政民営化反対の仙台市内デモ！

　あさって、郵政民営化反対の仙台市内デモが行われます！　学生・労働者・市民のみなさん、ぜひ集まろう！　有朋寮生も全力で参加します！
　特別国会での郵政民営化法案の裁決が迫る中、仙台で初めての郵政民営化反対デモがあります。郵便局の現場の労働者の方の呼びかけです。小泉「構造改革」への反撃のノロシとなるような大きなデモにしましょう！




　小泉「民営化」攻撃は、国家のすべての矛盾を公務員や労働組合に押しつけ、大首切りをしようとするものです。弱肉強食（強いものが富み、弱いものは死ぬ）の市場原理が支配する社会にしようとしています。これが郵政民営化から全社会に拡大されようとしています。こんなものは絶対に認められません。
　「強制執行」阻止決戦では、多くの郵政労働者の方々から激励をいただきました。私たち大学法人化の中での権利破壊と闘う学生・寮生も、労働者・労働組合と連帯し、ともに小泉に対して立ち向かっていきたいと思います。ともに声を上げよう！

＜１０・１０行動要項＞
・１０月１０日（月・祝）
・１１時半～１３時　街頭宣伝（中央通り・みずほ銀行前）
・１４時～　集会（元鍛冶町公園にて・国分町交番隣りの公園）
・１４時半～　一番町アーケードへのデモに出発

以下、集会呼びかけビラからの引用です。
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緊急！　４０万人の首切りを許すな！
郵政民営化絶対阻止！　１０・１０怒りのデモへ！
郵政民営化法案の裁決強行反対！　みんなの怒りを行動にしよう！
　谷和司：ＪＰＵ（旧全逓）太白地方支部一集分会書記長
　神田広猛：ＪＰＵ（旧全逓）岩沼地方支部角田分会書記長
●自分と家族の未来をかけて郵政民営化絶対反対のたたかいに立ち上がることをすべての郵政労働者に訴える！

『９月１１日、郵政民営化を絶叫した小泉は、だれもが予想だにしなかった解散総選挙に圧勝しました。日本崩壊の危機の元凶がわたしたち郵政で働く者たちであるかのように、「既得権益にしがみつく公務員」と悪罵を投げつけ、郵政労働者対国民全部。そして自分は正義のナタを振るう改革者のごとく振る舞い、国家的破産の中で仕事を奪われた若者・老後生活を社会保障福祉切り捨ての中で生きていかなければならない年金生活者・そして企業がさんざん働かせておきながら不況になったということでリストラの名の下に切り捨てられた労働者の中に公務員が悪いという図式を刷り込み、どこに向けていいのか分からない不安や怒りを郵政２７万人の公務員にぶつけろと煽ったのです』

『しかしこのような状況を作り出したのは一体誰なのか。国家財政を食い物にしてきた自民党と財界そのものではないですか。なぜその責任がわたしたち郵政労働者にあるというのか。昼夜を問わず毎日郵便を配達し、貯金を預かり、保険を勧めてきたわたしたちは微力ながらも社会運営の一部分として働いてきました。自分と家族の生活のため労働者として誇りをもって働いてきたのです。その私たちに何の既得権があるのか』

『何の補償もないこの社会の仕組みの中で、自分の労働だけで家族との生活を支えていかなければならないわたしたちが、首切りに反対し生活を守るために労働組合に結集し闘うことのどこが既得権と非難されなければならないのか。当たり前のことではないですか。いわれなき汚名を着せられ黙って路頭にほうり出されろとでもいうのか。わたしはそんなことは絶対に認められないし、座して路頭にほうり出されるより立ち上がって闘うことを選ぶ。誰しもが本当は団結してこの状況と闘っていかなければならないこの時に分断され、お互いに競争相手としていがみ合わせている者たちに「ＮＯ！」といっていいんだ』

『郵政労働者の雇用と生活、権利を守るためには、労働組合として現場の労働者が闘いに立ち上がる以外にない。７８年の反マル生闘争は、全逓という労働組合に加入しただけで、郵政省からあらゆる差別・選別をされてきたことに対する、全逓労働者の積年の怒りが、年賀を吹っ飛ばす物だめ闘争＝業務規制闘争としてたたかわれた』

『労働組合の歴史を見ればストライキと物だめ闘争など当たり前だった。職場の闘いが、労働者の権利を守るのだ。人間らしく生きたい、人間らしく働きたい。労働者はみんなそう思っている。職場のとなりで働く仲間と、本音で話し競争ではなく団結をしよう。郵政民営化絶対反対を掲げ郵政労働者は、怒りをもって行動に立ち上がろう。反対の意思を行動で示そう』

『１０月１０日、緊急ですが郵政民営化法案が国会で審議されていることに怒りのデモを行います。職場のみなさんのデモへの参加を訴えます。分会で職場要求を集約し、権利と労働条件を守る闘いをつくりだそう。郵政民営化は、個別郵政だけの問題ではありません。郵政に続いて自治体労働者、教育労働者への首切りと賃下げ、民営化につながる攻撃です。今こそ産別をこえて、労働者が大同団結した闘いに立ち上がるときです！』