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4/22 署名への回答を要求!
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3月3日に提出した署名に対し、大学当局は今だに無視を決め込んでいます。4月22日は回答要求書を提出しました。
 最初は「受け取らない」「受領書の受領書を書け」などと言っていましたが、こちら側が追及するとすぐに受け取りました。やはり4500の署名が、受け取らなければならない状況にまで押しているということを感じました!!

///////////////以下要求書//////////////

『新寮なき廃寮に反対する署名』(学内3104筆、学外1358筆)および、『有朋寮の廃寮決定に反対し、早期の新寮建設を求めるアピール』(273名、11団体賛同)に対する、大学当局の回答を要求する。

吉本 高志 学長
菅井 邦明 副学長
学寮専門委員会 殿

 我々有朋寮は、本年3月3日、4462筆にもなる廃寮反対署名を提出した。それから一か月以上にもなるが、大学当局からの回答は一切返ってきていない。署名は4500人の「廃寮をやめてほしい」という声であり、現在の大学当局の態度は、これを無視しているに等しい。これらの署名は2001年9月の廃寮決定から集め続けてきたものであり、同時に一貫して大学当局が受け取りを拒んできたものである。ようやく受け取った署名に対して、今度は何の対応もしないという大学当局の態度に、抗議の意思を表明するものである。同時に、早急な回答を要求する。


 そもそも、4462筆という膨大な数は、東北大学当局による厚生施設切り捨て政策に対する不信任である。

 この間東北大学当局は、一連の『学生協だより』において、有朋寮の廃寮の先に厚生施設ではない「PFI型学生寄宿舎」を建設すると、その本音を明らかにしている。大学当局は一貫して「建物の老朽化」「寮生の身体・生命の安全のため」などとあたかも「学生のためを思って」という論法で我々寮生を有朋寮から追い出そうとしてきた。しかし、明け渡し裁判の中で一級建築士の意見書によって有朋寮は早期に廃寮にするほど「老朽化」は切迫していないことが明らかになっている。にもかかわらずいまだに廃寮決定を撤回せず、裁判を取り下げず、02年度有朋寮入寮生・古郡陸くんへの無期停学処分を継続しているのである。理由すらなくなった廃寮決定を、それでも正当化しようとする大学当局の意図は「寮をつぶしたい」ということ以外の何物でもなく、厚生施設の切り捨て、「PFI型学生寄宿舎」への転換こそが狙われているのである。

 この有朋寮の廃寮-「PFI型学生寄宿舎」への転換という政策は、学生の意思や主体性を一切無視して進められてきた。寮生無視の一方的な廃寮決定から始まり、署名の受け取り拒否、さらには「大学の決定には黙って従え」とする無期停学処分まで下して進められてきたのである。ここに明らかなのは、学生をモノのように扱う大学当局の態度であり、それは一方的な学費の値上げや、「部室取り上げ」まで掲げるサークル規制にも通呈している。また、これほどまでに学生を無視して行われる寮政策の転換が、学生のためでないことも明らかなのである。「学生のため」という論法で我々学生に法人化の矛盾を押しつける、こうした大学当局の態度を我々は許さない。

 『学生協だより』ではこうした寮政策の転換を、東北大全寮を対象に進めていくことを明らかにしている。すでに大学当局は、日就寮への誹謗・中傷や入寮妨害行為を繰り返すに至っている。こうした中における「寮など必要ない」旨の菅井副学長の暴言を我々は絶対に許さない。我々学生は、大学に通うための厚生施設として寮を必要としている。4462筆の署名や廃寮反対アピールは、大学当局の進める厚生施設の切り捨て政策に対する不信任として受け止められるべきものである。

 こうした不信任を突き付けられる事態に対する大学当局の対応は、有朋寮の廃寮決定の撤回以外あり得ないことはもはや明らかである。ましてや1か月以上も何の対応もせず無視し続けるなど論外である。大学当局による真摯な回答を求める。

 4462筆の署名、廃寮反対アピールへの回答を、有朋寮宛(〒982-0023 仙台市太白区鹿野2-19-5 有朋寮委員会宛)および全学生に明らかになる形で10日以内に文書で明らかにせよ。期日中にできないのであればその旨を、いつまでに明らかにするのかを付記して明らかにせよ。

以上。

 2005年4月22日  東北大学有朋寮
by ufo_ryou | 2005-04-23 21:27 | ○学内の闘い
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