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有朋寮廃寮阻止運動の軌跡
 【2001年】 ~廃寮決定と署名運動の反撃
 9月12日 学生協との非公式面談。「18日の評議会で廃寮決定が下る」「学生協決定を伝えるだけ」と通達。
      ※「本決定は18日だ。やめさせる」という寮生に対し「やれるものならなってみろ」発言
  14日 片平にて抗議集会
  18日 評議会に対し「廃寮決定を下すな」と、有朋寮生を先頭に学生が集まり訴えた。
     評議会、有朋寮の廃寮決定。対等な話し合いが一切ないまま。

 ◆こうやって有朋寮の廃寮決定は押しつけられました。

この廃寮の不当性は
①新寮もないままの廃寮、つまり経済的事由を一切無視した寮生たたきだしだということ
 大学当局は「アパートを斡旋する」として取り立てて安くもない物件の一覧を全寮生の分コピーしただけ。これが大学当局の「生活保障」だった!

②当事者の寮生と一切話し合いがなかったということです。
 それは、半年以上前から廃寮を前提に話し合いが行われていたにもかかわらず、一切明らかにしなかったこと、決定に従えという態度に表れています。
また、評議員すら評議会の場に来るまで廃寮決定の是非について話し合うことを知らないものもいたことも明らかになっている。これが東北大の民主主義です。

◆有朋寮は、学内の大署名運動と全国的な支援拡大の闘いを決断、ただちに闘いを開始した。


10月1日 署名活動を開始

11月   署名が学内1000筆を突破!

12月14日 全国集会




【2002年】 ~F君の入寮 守り抜く闘い

2月24-26日 入試会場で3寮生が48時間のハンガーストライキ


4月9日 開講日集会。Fくんが有朋寮への入寮を宣言
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◆学寮専は「入れない、決定だから」と入寮届を拒否、F君の怒り爆発。他方200人以上の入寮希望者が入寮選考から溢れる。学寮専は「我慢してもらう」(東北大新聞にて)。
 さらに有朋寮に入っていることを理由に、F君の学生証が発行保留に(三谷副学長の独断!)。


4月 23-25日 Fくん含め4寮生及びF君のクラスメートが48時間のハンガーストライキ
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5月 学内署名が2000筆突破!

6月28日 全国集会 全国から140人が結集。
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7月16日 独法化反対集会。佐賀大学の豊島耕一先生が熱く法人化を切る!
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9月 F君に戒告処分!

10月24日 昼集会。新寮建設までの有朋寮の存置を求めて要求書を提出しようとするも、学寮専は受け取りに来ず。ただちにクラス決議運動に突入。


11-12月 要求書の採択を43のクラス決議と共に要求。11月、12月と評議会に対して座り込んで要求した。ビラを受けとらない評議員に怒り!
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さらに100時間のハンガーストライキ、12/13全国集会、市内デモを叩きつけた!





【2003年】 ~デッチ上げ弾圧と裁判開始。学長の収賄

1月22日 理学部がF君への無期停学処分を決定。

2月18日 評議会が無期停学処分を承認
     100人の学生が集まって抗議

3月21日 市民集会130人で打ち抜く

3月28日 現況確認作業と称して大学当局が大挙来寮。話し合いを求める寮生に対し挑発的に写真を撮る。
 支援の中野七郎さん(全金本山労組)に対し西森克彦教授(農学部)が転び演技


6月2日 中野さん不当逮捕

7月23日 占有移転禁止の仮処分断行

8月20日 中野さん釈放!

9月 学長の「収賄」が報じられる

10月24日 記者会見

11月 大学当局が明け渡し裁判に踏み切る

12月16日 収賄事件に関する緊急集会




【2004年】 ~傷害事件も老朽化もねつ造 サークル闘争がまきおこる
2月 中野さんに有罪判決

4月 裁判の中で有朋寮の老朽化がデマであることが明らかに

8月 PFI型新寮計画が公表される
9月 「傷害事件は認められない」とする判決下る

12月16日 「これでいいのか東北大! 学生こそ大学の主人公だ! 12・16大行動」を総勢100人の行動として打ち抜く
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by ufo_ryou | 2005-01-30 22:03 | ★有朋寮廃寮問題とは?
有朋寮廃寮問題とは?
 

有朋寮廃寮問題とは? 

 この問題は、2001年9月に突如「有朋寮の廃寮」と「入寮募集停止」措置が決定されたことに端を発します。これまでの話し合いの歴史を無視して突然「廃寮」を通告されたのですから、寝耳に水の私たち有朋寮生は到底納得することはできません。
 有朋寮廃寮問題とは、出発点におけるこの当事者無視の一方的通達という点に尽きます。

★寮生にとっては寝耳に水の一方的な廃寮決定!
 01年9月の時点で、私たち有朋寮生はこの「廃寮決定」と「入寮募集停止」について全く何も知らされていませんでした。ある日突然呼び出され、『有朋寮を廃寮にするから、早く出て行ってくれ』、『これから一人も寮生を入れてはいけない』と通告されたのです。
 いったい、社会的にこのようなことがあり得るでしょうか? 有朋寮の老朽化が切迫した問題になったのであれば、まずもって当事者である寮生に相談があるべきなのではないでしょうか? 大学がこのプロセスを無視したことによって、問題はここまで長期化することになったのです。

★今までに話し合いの歴史を完全無視! 大学の責任はいったいどこへ?
 しかも、これまで大学は、有朋寮からの建て替え要求に対して決して誠実とは言えない対応をとり続けていました。それは、年表を見ても明らかです。実に6年間にもわたって話し合い要求を無視した上に、いざ話し合いが始まってみれば、とても寮生・学生の生活を考慮しているとは言えない態度を重ねてきました。
 「有朋寮の廃寮」には、代替施設としての新寮建設が伴っていません。そして、その新寮が建っていない責任は、寮生との話し合いに真剣に応じようとしてこなかった大学にあるのです。
 また、有朋寮の老朽化にしても、それを放置し続けたのは大学です。有朋寮は大学に対して度重なる補修の要求を行ってきたにもかかわらず、大学は『新寮が建設されるから有朋寮の補修・改修は行わない』として、有朋寮に何ら手を加えることもありませんでした。
 そしてある日突然の「廃寮通告」です。たった一枚の紙切れで、寮生を叩き出し、寮をつぶしてしまうというのです。一体どちらに非があり、どちらに責任あるのかは明らかではありませんか。私たちがこれを認めることは絶対にできません。

年表 1989年 有朋寮立て替え要求以降の年表(概略)

    1989年 寮生が「有朋寮の建て替えについて」の要望書を大学側に提出
          しかし大学は6年間、この問題について取り合わなかった
    1995年 度重なる寮生からの要請の結果、ようやく新寮について第1回の団体交渉が開かれる
    1997年 6月、第5回新寮団交開催

  「次回団交については2週間以内に伝える」と大学側は提示するも現在まで5年以上に渡って話し合いは中断されたまま2001年9月、大学側は寮生に対し、「老朽化による寮生の身体の安全」を理由にし、その時点からの入寮募集停止と2003年3月をもって有朋寮の使用停止=廃寮を突然通告されたのです。

 
有朋寮の「廃寮決定」ここがオカシイ!
★「新寮なき廃寮」は認められません


 有朋寮廃寮によって生じる最大の矛盾は、現有朋寮生の移住すべき新寮がないということです。そしてこの「新寮なき廃寮」によって、東北大学の寮生枠は激減し、経済的に困窮しながらも入寮することのできない学生が膨大に生み出されることになります。実際に昨年4月の時点で、三ケタに上る学生が入寮の権利を奪われ、アパートなどで生活することを余儀なくされているのです。
 大学は「新寮は建つ」ということを大宣伝し、一時は私たちの「新寮なき廃寮反対」という主張に対しても「虚偽宣伝である」とまで言っていました。しかし、「廃寮期限」とされる今年3月を目前に控えても、いまだ有朋寮の廃寮に伴う「新寮」がいかなるものであるのかは全く明らかにされてはいません。新寮はいつ建つのか? 新寮はどこに建つのか? すべて不明です。新寮の予算はいまだ付いてはおらず、新寮が建設されるのははるか数年後という話もあります。
 にもかかわらず、今年4月には有朋寮を廃寮にし、現在寮に住んでいる有朋寮生を叩き出そうとしています。絶対に許せません。

★金のないものは、大学に来るなというのか! 
 しかもこの「新寮なき廃寮」は、有朋寮生だけでなく、これから東北大学に入学してくる新入生にも大きな影響を及ぼすことになります。
 大学はすべての民衆に開かれるべきものであり、誰しもそこで学ぶ権利があります。経済的な事情で進学をあきらめざるを得ない人が多くいる現在の社会において、厚生施設としての学生寮の意義はますます高まってきています。憲法にも保障されている「平等に教育を受ける権利」は、このようにして守られなければならないはずです。
 大学は今こそ、学生寮を減らすことではなく増やすことにこそ心血を注がなければならないにもかかわらず、有朋寮廃寮という「新寮なき廃寮」への批判に対してはただただ「我慢してほしい」というばかりです。これでは、「金のないものは大学に来るな!」と言っているようなものではありませんか! 昨年有朋寮に入寮できなかった学生からも、多くの不満の声があがり続けています。
 大学の意義を否定するような今回の廃寮決定は、ただちに再考されなければなりません。

 

「入寮募集停止」も絶対にオカシイ!!
★「入寮募集停止」によって起きたことは何か?

 2001年9月の「有朋寮の廃寮決定」とあわせて、「入寮募集停止」措置が決定されました。大学はこの理由を「有朋寮は老朽化しているから新規入寮を認めることは危険」としていますが、これはまったく理由にもなっていません。
 なぜならば、2003年3月までは現有朋寮生は寮に居住することが認められているのです。大学自身が今年3月までは寮に学生が住むことを認めているにもかかわらず、なぜ新規入寮だけが禁止されなければならないのでしょうか。この問いに対して、大学側は何ら納得のいく説明を行っていません。「大学の決定だから受け入れろ」と繰り返すばかりです。私たちはこんな「入寮募集停止」など全く認めてはいません。有朋寮で生活することは可能なのです。
 しかも、この「入寮募集停止」は「廃寮決定」とも合わせて明らかな憲法違反の決定です。有朋寮への入寮を禁止したことによって、東北大学の寮生受け入れ枠は一気に200人以上も減りました。3年前に医学部生専用の寄宿舎が焼失したこともあり、東北大学の寮生枠は毎年減少する一方です。東北大学は、ますます一部の限られた人たちだけのものになろうとしています。「教育を受ける権利」は一体どこへ行ってしまったのでしょうか?
 大学はこの事実について責任を取らなければなりません。しかし、あろうことか東北大学は、この「入寮募集停止」に反対して有朋寮に入寮した学生を「大学の決定違反」として「無期停学」処分にすることを決定したのです。大学が自らの誤った政策を居直り、物事を「停学」という暴力的手段で「解決」しようとするとは前代未聞です。

★寮に住んだだけで「無期停学」処分!?
 この新入寮生F君は、昨年4月に東北大学に入学し、同時に有朋寮に入寮しました。「入寮募集停止」措置があまりにも不当なものであった上に、安価な生活費で大学生活を送ることを望んだからです。F君は約1年間の有朋寮での生活を送りましたが、そこでは何の問題も発生はしなかったし、誰に迷惑をかけることもありませんでした。逆に、寮生活によって家計に大きな負担をかけることもなく、順調に授業に出席することもできました。
 しかし、大学はこのF君が「大学の決定違反」として、ある時は学生証の発行を停止しようとしたり、またある時は「戒告」処分を発動したりと著しい人権侵害行為をはたらいてきました。そしてついには、「無期停学」処分によってF君から「教育を受ける権利」すらも奪い去ってしまおうとしています。こんなムチャクチャな話があるでしょうか? F君が一体何をしたというのでしょうか。
 F君が1年間有朋寮に居住することによって、「入寮募集停止」措置が間違っていたことを身をもって証明したのですから、大学はF君に感謝することはあっても「処分」することなど絶対に許されません。むしろ、多くの新入生から入寮の権利を奪ったことを謝罪しなければならないはずです。このような強権的な大学運営のあり方、学生無視のあり方は絶対に正されなければなりません。

新入寮生Fからみなさんへ一言
 「廃寮」「入寮募集停止」は本当に正しい決定だったのでしょうか。これらは経済的に苦しい学生の就学の権利を著しく侵害するものです。
 東北大学は平等に教育を受ける権利を破壊しているのです。僕はこれらの決定はおかしいと思って有朋寮に入寮しました。入寮して約1年間、さまざまなことを寮で学びました。有朋寮への入寮は決して間違っていたとは思いません。すべてのみなさん! 「廃寮」「入寮募集停止」に反対の声をともにあげてください!


 

いっしょに「廃寮反対!」の声をあげて下さい
 有朋寮の廃寮に対しては、学内からは3100筆を超える反対署名が寄せられており、学外からもOBや人士の方など多くの方々から反対の声が寄せられています。
 ぜひ私たちとともに「廃寮反対!」の声をあげて下さい。一人でも多くの方々から大学に対して声が寄せられるならば、それは必ず廃寮決定を覆す力になると信じています。

★ぜひ有朋寮に見学に来て下さい
 そして、ぜひ有朋寮まで見学に来てみて下さい。私たちが守ろうとしている寮は一体どんなところなのか。一目見てもらいたいと思います。

<行き方>
  仙台駅西口バスプール8番ホーム「大年寺経由」もしくは「鹿野橋経由」のバスに乗って下さい。それらの経由なら、どの路線でも大丈夫です。15分ほどでつきます。
  「大年寺経由」→『鹿野1丁目』で下車 (有朋寮の正面につきます)
  「鹿野橋経由」→『鹿野橋』で下車 (有朋寮の裏手につきます)
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by ufo_ryou | 2004-11-05 00:09 | ★有朋寮廃寮問題とは?