抗議声明への賛同をお願いします

有朋寮への闇討ち的強制執行に抗議し、

不当逮捕された有朋寮生の即時釈放を求めます


 さる12月16日、東北大学当局・仙台地方裁判所・宮城県警察は一体となって東北大学有朋寮の強制執行に踏み切りました。寮生の不在を狙い、早朝よりガードマンや警察が完全に寮を封鎖し、まさに寝込みを襲う強盗のようでした。それも警察が私服警官、機動隊を合わせて総勢300人、ガードマンも延べ100人を数えるような超厳戒態勢のなかで、執行を強行したのです。
 そして、強制執行の急報を聞いて駆けつけた当該寮生は、立会いを求めたにもかかわらず、ガードマンと公安警察によって暴力的に阻まれ、それが強制執行であるのかどうかすら知ることはできませんでした。
 このなかで、有朋寮生A君が不当にも宮城県警(仙台南署)によって「公務執行妨害」の現行犯なるもので逮捕され、いまなお不当な勾留が続いています。そもそも寮生不在を襲い、有朋寮生の私物を勝手に持ち出していったことの何が「公務」なのか。A君は自分が居住し、生活している場を暴力的に奪われることに対して抗議しただけです。強盗に抗議した家主が逮捕されるなど断じてありえません。
 折しも、有朋寮強制執行の前日には、安倍政権によって教育基本法改悪が強行成立されました。安倍政権は、「デモをするような教員は免許剥奪(クビ)」(中川昭一・自民党政調会長)と宣言し、日教組をつぶして愛国心教育を強制し、戦争に子どもたちを送ろうとしています。それは大学も同じです。有朋寮廃寮は、まさに教育基本法改悪を大学において先取りして実行されたものです。当事者との話し合いもなく、一方的に廃寮を決定し、異論を唱える古郡陸君(理学部)に対しては無期停学処分を下す。最後は警察権力と民間暴力ガードマンを導入して暴力的たたきだし、抗議する学生を逮捕。まさに安倍政権がヤラセとペテン、数の暴力で教育基本法改悪を押し通した姿がそこにまざまざと示されています。
 暴力的な有朋寮強制執行と有朋寮生一名の不当逮捕の責任の一切は、学問の自由と大学自治を警察権力、国家権力に売り渡した東北大学当局=井上執行部とそれを尻押しする司法権力=裁判所にこそあります。
 東北大学当局は有朋寮生に謝罪し、寮生に有朋寮を返すべきです。勝手に運び出した荷物を元に戻すべきです。仙台地裁は寮生を排除した卑劣な強制執行を謝罪し、原状に回復する責任を取るべきです。なにより仙台地裁自らが招いた事態で有朋寮生を逮捕―勾留するなど絶対に許されません。ただちに勾留決定を取り消すべきです。
 有朋寮への闇討ち的強制執行に強く抗議し、不当逮捕された有朋寮生A君の即時釈放を求めます。

<呼びかけ人>
 飯嶋茂(82年度有朋寮入寮生)、石川雅之(79年度有朋寮入寮生)、小野寺哲(平和を守る戦中派の会)、土屋聡(宮城県小学校教諭)、豊島耕一(佐賀大学教授)、野田隆三郎(岡山大学名誉教授)、古郡陸(有朋寮委員長)

 メールからでも賛同できます。賛同のさいは、お名前(肩書き)、連絡先と公表の可・不可をお書きください。なお、よろしければメッセージもお願いします。
 また、カンパとして声明への賛同金(一口1000円以上)もお願いしています。よろしくお願いします。
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by ufo_ryou | 2006-12-24 09:18 | ★緊急アピールと署名
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