「無期停学処分」撤回アピール文
 全国のみなさん! 有朋寮と呼びかけ人は以下の「無期停学」処分撤回アピール運動を始めます。賛同を寄せてください! 多くの処分撤回を求める声を東北大学当局と理学部教授会にたたきつけて、「無期停学」処分の撤回をかちとりましょう。

呼びかけ人
青柳 充(全金本山労働組合副委員長・東北大OB)
飯島 茂(82年度有朋寮入寮生)
石川雅之(79年度有朋寮入寮生)
土屋 聡(宮城県小学校教諭)
小野寺 哲(平和を守る戦中派の会)
豊島耕一(佐賀大学教授)
野田隆三郎(岡山大学名誉教授)


 賛同なさってくださる方は、お手数ですが、有朋寮(郵送:仙台市太白区鹿野2-19-5  Mail:ufo_ryou(アットマーク)hotmail.com  ←(アットマーク)を記号に直してください)までご連絡ください。

記入して頂く事項は
▽お名前・肩書き(有朋寮OBの方は、入寮年度もお書きください)

▽連絡先
 ・郵便番号、住所
 ・電話、FAX
 ・ホームページアドレスなど
 ・E-Mailアドレス(メールニュースを配信します)

▽賛同公表の可・不可

▽有朋寮生への激励メッセージや、東北大学当局への抗議メッセージ

よろしくお願いします!






有朋寮生・古郡陸君への「無期停学」処分を、ただちに撤回することを求めます

 2003年1月22日に理学部教授会が有朋寮生・古郡陸君に「無期停学」処分を決定してから、実に3年半が経過しました。教育と真理探究の場である大学において、一人の学生がこれほどまでの長期にわたって懲罰を科され、授業に出席することを禁止されているという例は聞いたことがありません。またこの3年半の間、授業料の納付が義務づけられながらも、一度として本人からの弁明や異議申し立ての機会さえ与えられていないと聞いています。私たちはこうした東北大学の現状に強い危機感を抱くものです。

 古郡君への処分事由は、『廃寮決定および入寮募集停止決定が下った有朋寮に、入寮し居住を続けていること』とされています。しかし、その「廃寮決定」や「入寮募集停止決定」が、当事者である有朋寮生との話し合いもなしに一方的に決定されたもので、寮生の自主的運営を尊重してきた50年近い東北大学自治の歴史を無視するものであること、そしてまた、古郡君が入寮した2002年4月は、東北大学が有朋寮生に寮での居住を認めていた期間でもあり、新入生に学寮の門戸を閉ざす「入寮募集停止」措置は正当性を欠いたものと有朋寮生が繰り返し主張していた時でもあります。
 2003年11月以来継続されている有朋寮の明け渡し裁判は「明け渡しの執行停止」が行われ、最高裁判所へ上告受理の申し立てが行われている段階で、司法の場においてもいまだ適正な判断が下されたわけではありません。

 「停学」処分というものは学生に対して授業への出席を禁止するということでありますが、その内実は憲法や教育基本法における「教育権」を否定する学生の基本的人権にかかわる重大な処罰ですから、最高学府である大学においては、その適用にあっては最大限の注意が払われてしかるべきものです。
 古郡君が「大学の決定」に従わずに有朋寮で居住を続けているという事実があったとして、それは無期限に「教育を受ける権利」が剥奪されなければならないほどの事態なのでしょうか。安価な学生生活を希望し、廃寮の不当性を主張して有朋寮に住んでいるということが、日本国憲法第26条において『すべて国民は法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する(教育を受ける権利)』とされ、教育基本法第3条においても同様に記されているかけがえのない権利を奪うほどのことなのでしょうか。東北大学は自らが下した「決定の正当性」に固執するあまり、著しい人権侵害行為をはたらいていると言わざるをえません。

 この「無期停学」問題は教育のあり方と同時に、侵略戦争の反省の上に築きあげられてきた大学自治のあり方を問うものであり、すべての大学が問われている問題です。90年代以降、大学自治や学生の主体性を否定する流れが廃寮やサークル活動規制などのかたちで顕在化してきましたが、それは2004年の国立大学法人化によって一層加速されるにつれて、「大学の決定」が絶対化され、学生の主張がないがしろにされる例が横行しています。
 本年3月には法政大学において、改憲に反対する立て看板の撤去に反対した学生29人が逮捕され、法政大文学部生3人が、「退学」処分にされています。都立高校では03年以降、卒業式や入学式などの場において「日の丸・君が代」が強制され、不起立であった教員が停職などの重処分を受けています。今、教育現場において教師や学生の自主性が否定され、言論や表現、思想・信条の自由が制限される由々しき事態が生まれています。東北大学における古郡君への「無期停学」処分もまた、こうした上意下達の強権的教育への転換を象徴する事態ではないでしょうか。すでに憲法改悪や教育基本法の改悪が国会で論議となっている今こそ東北大学が「無期停学」処分を撤回することによって大学としての良心を発揮する事を訴えます。

 以上、私たちは、古郡君への「無期停学」処分がこれ以上継続されることを見過ごすことはできません。理学部教授会および東北大学執行部に対し、ただちに「無期停学」処分を撤回し、古郡君へ謝罪することを強く求めます。

    2006年7月1日  アピール呼びかけ人・賛同人一同
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by ufo_ryou | 2006-07-05 21:47 | ★行動方針
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