9・17全国集会報告
9・17全国集会報告〈速報〉

全国・地域から100名の参加で大成功!!

9・20評議会粉砕行動から強制執行絶対阻止しよう


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集会後に参加者全員で記念写真(有朋寮前)

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有朋寮生を代表して仮屋悟志が発言(発言内容はこちら)

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集会最後に、古郡の音頭で団結ガンバローを三唱





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基調報告   織田陽介(有朋寮委員長)

歴史の中に息づいた有朋寮闘争

不当判決をものともせずに戦い抜いた2週間を総括し
   今こそ小泉打倒を掲げて一層の団結を固め、進撃しよう


b0051430_230465.jpg 全国集会に集まられたみなさん! 地域の住民のみなさん! 私たちは、仙台地裁からの明け渡し判決、さらには大学当局からの「退去通告」を受けながらも実力で寮を守り抜き、今日ここに、まさにこの手で守り抜いてきた有朋寮において全国集会を開催できることを、喜びをもって確認したいと思います。当該とともに毎日のように泊まり込んで闘い抜いた東北大生や全国の学生、さらにはそれを支える支援の力がこれを実現しているのです。大学当局は最後通告から、さらに20日の評議会を経て、ついに強制執行に乗り出そうとしています。本日の集会において、この2週間の闘いを総括し、何より強制執行決戦を勝利するために、決意と団結を固めてさらなる闘いにうって出よう! 20日評議会で吉本執行部を引き摺りだす闘いを! 強制執行を労働者・学生・市民の怒りの声で跳ね返そう! 小泉政権を打倒する巨大な闘いの火蓋を今日、この有朋寮から切って落とそう!

(1)不当な判決を一言一句認めず、2週間を超えて寮を実力で守り抜いている!

 正義は行動によって実現される! 私たちは悪法に従うことが正義ではない、自らが信じる正義を、悪法を打ち破ってでも貫くという決意で戦い抜いてきました。2週間の闘いの中で、やはりこの道が正しかったと確信しています。
 仙台地裁・小野洋一裁判長が下した9・1反動判決は、日本裁判史上でも歴史に残るような超反動判決です。一言で言って「学生に人権なし」と断言したということです。
 東北大学当局は、「経年劣化による老朽化が著しく地震等による倒壊の危険性が高い」ことを理由に2001年9月、有朋寮の廃寮決定を下し、これを「寮生の身体・生命の安全のため」の「苦渋の選択」と表現しています。裁判の争点はまさに、「新寮が建つまで待てないほど老朽化しているのか」ということであったはずなのです。有朋寮は一級建築士・増田信彦氏に鑑定を依頼し、有朋寮はまだまだ持つということを証明しました。この時点で廃寮決定の根拠自体が完全になくなり、廃寮決定は古郡くんへの無期停学処分もろとも撤回されてしかるべきだったのです。しかし、判決は大学当局の「老朽化など関係あるか、大学の決定だから寮生は従え」という主張を100%採用し、「用途廃止決定については、有朋寮の管理者である東北大学の裁量に属する」と断言したのです。どんなに間違った決定だろうと学生は従わなければならないとする、まさに「学生に人権なし」の超反動判決がこの有朋寮に降り下ろされたのです。すでに卒業等で寮にいない寮生にまで明け渡し判決を下しています。大学が寮生だといえば卒業証書まで渡した相手でも寮生とされ、逆に古郡君に対しては大学が寮生でないといえば寮生ではないのだとしているのです。
 「寮生に人権はない」! これは全金本山労組・中野さんのでっち上げ弾圧を指揮し、現在は理事に成り上がった経済学部・高田の言葉です。大学当局は一貫して、学生を人間として扱わず、「決まったのだから出て行け」を繰り返してきた。こうした在り方に私たちは人間としての怒りを燃やして闘ってきたのであり、9・1判決など到底認めることなどできない! これが逮捕・流血を辞さず、強制執行と闘うという私たちの思いです。
 悪法への屈従を拒否し、自らの正義を貫いて闘う姿こそ、人間としてどう生きるべきかをはっきりと示し、この2週間で多くの支持を集めてきました。毎日のように地元の地域住民の方々や、隣の長町中の中学生が檄を飛ばしてくれました。多くの応援に支えられ、有朋寮は自治寮として、今完全に学生の手にあります。この闘いを担う学生は、自らの正当性への確信、人間として生きているという実感でいっぱいです。何よりもこれらが有朋寮闘争の正当性を物語っています! 9・1判決を打ち破る、さらなる進撃を!

(2)小泉打倒を掲げて労働者・民衆の圧倒的支持を得て闘った!

 私たちは、有朋寮廃寮が、小泉構造改革そのものであり、小泉打倒を掲げて戦い抜いてきました。そして圧倒的な支持・共感を受けて運動を拡大してきました。有朋寮廃寮阻止闘争こそ、小泉を打倒する全労働者・学生の闘いに火を付ける歴史的闘いだと掴み取ってきました。
 街頭宣伝で出会った郵便局で働く青年労働者は、「大学がやっていることも一方的でおかしい。郵便局も民営化で首切りが行われる。」と小泉への怒りを共有してがっちりと握手を交わしました。「小泉大勝」など大嘘です。労働者民衆は圧倒的に小泉への怒りに燃えているのです!
 民営化で何が行われているでしょうか。東北大学では寮の民営化が行われようとしています。巨大独占資本が寮生の生活を食い物にし、金の払えないものはたたき出される「寮ならざる寮」の建設が狙われているのです。こうした厚生施設としての寮の切り捨てが無期停学や機動隊導入の暴力的たたき出しによって進められようとしているのです。さらには工学部を中心として、企業の評価を巡って激しい競争にたたき込まれ、この中で命を落とした教員が出ています。「痛みに耐えろ」などというが、ここまで人間として扱われない改革などどうして許せるでしょうか! 民営化とは独占資本が直接の支配でもって、徹底的に搾取し、収奪し、労働者・学生を使い捨てていく政策であり、富めるものはますます富み、貧しいものは競い合い、いがみあう地獄のような社会を作り出すものです。
 ハリケーン災害を見てください。民営化された自治体は救助活動をする機能すら失い、民間介護施設はお年寄りを置き去りにして早々に引上げ、貧しいものや弱いものばかりが犠牲になったではないですか。
 年間3万人の自殺者、100万世帯の生活保護という弱肉強食の社会を生み出した小泉が、さらに労働者民衆に犠牲を集中しようとしているのです。そして小泉はさらに自衛隊を戦地に送り、憲法9条改悪から、戦争へと突っ込もうとしているのです。
 JR事故を「民営化の帰結」として弾劾し闘う動労千葉の方から、「」との檄をいただいています。まさにこうした歴史的闘いを有朋寮闘争こそが切り開く! この手で未来を切り開くような労働者・学生の闘いを!

(3)学生の団結の前に震え上がる大学当局!
                  吉本打倒・大学改革粉砕の展望を圧倒的に切り開いた!

b0051430_23879.jpg 東北大学・吉本執行部は、小泉の先兵として、「大学改革」を全国でも最先頭で推し進めてきました。全国初の寮の民営化、学長選挙の廃止など、学生の団結の破壊、独裁体制の構築を進めて来たのです。中でも有朋寮廃寮攻撃は、無期停学処分、でっち上げ弾圧、そして強制執行と最も激しく進められ、こうした攻撃と私たちはこの4年間、必死に切り合い闘ってきました。そしてあらゆる攻撃を跳ね返し、有朋寮を守り抜いてきたのです。強制執行に踏み切ろうとしている大学当局の真の姿に、街頭から、学内から、全国から怒りがまき起こっています。まさに強制執行をした時こそ吉本執行部打倒のその日です。有朋寮生の人生をかけた実力闘争の迫力の前に、追い詰められているのは大学当局・吉本執行部の側です。有朋寮の強制執行に踏み込んで学生に打倒されるのか、それとも学生の闘いを制圧できずに東北大学の死を待つのか。吉本は学生の団結の前に震え上がるしかないということです。
 こうしたジレンマに押し潰されそうになりながら、大学当局はさらに凶暴にその本性をさらけ出し、強制執行に突き進もうとしています。私たち有朋寮は、一歩も引かずにこの強制執行に対しては戦い抜く。全国学生は完全に大学改革粉砕の展望を掴みました。全国で最先端で改革を推進してきた先兵、吉本を倒す寸前のところまで来ているのです。全国の労働者民衆の先頭で、小泉改革をへし折ろうとしているのです!
(写真:隣接する中学校では文化祭が行なわれていました。校舎から身を乗り出して「頑張ってくださーい」を応援をくれる中学生)

(4)この道を進め! 有朋寮死守! 小泉打倒の巨大な闘いの火花を散らせ!

 東北大学当局・吉本執行部は、9月14日付けで「退去通告」を有朋寮に送り付け、宣戦を布告しました。これへの私たちの答えはただ一つ、徹底抗戦あるのみです。本日をもって、さらなる団結をうち固め、強制執行を粉砕する闘いに立ち上がろう! 20日評議会粉砕闘争に総決起しよう! 歴史的決戦にまで押し上げられた有朋寮闘争を、何としても勝利させよう! そしてこの闘いの火花を全国の学生・労働者へ! 有朋寮廃寮阻止! 強制執行粉砕! 無期停学粉砕! 吉本執行部・小泉政権打倒! すべての労働者・学生は団結して闘おう!


全金本山労働組合   中野七郎(書記次長)
b0051430_2302732.jpg 全金本山労働組合の中野といいます。
 みなさんには、私に対する傷害事件のデッチ上げで、大変お世話になりました。私は、ここの門の向こうにある、歩道上でのでっち上げを受けて逮捕されました。裁判では傷害事件ではなく、西森本人がつくりあげた事件というような形で、傷害事件は一審の有罪判決からは傷害については破棄されて、その前段を暴行として裁判の判決は出されました。私にとっては全く許しがたいという判決でしたし、先日最高裁の上告棄却という、これも許しがたいことです。
 有朋寮の廃寮に向けた攻撃と、本山闘争が勝利に向かう過程でのおととし(03年)3月28日に事件が起きたわけですけれども、その3日後の31日には全金本山闘争が高裁での一部勝訴の判決を受けて、勝利へと向かう過程でした。また、イラク反戦闘争での大高揚もあったときでした。
 全金本山労組は、34年の闘争でこの弾圧を跳ね除け、全面勝利を勝ち取ることができました。有朋寮については本山闘争34年の中で、全国から何百名の支援の皆さんが来た時に泊めていただきました。三十数年前からたびたび泊めていただきましたし、日就寮もそうでした。
 今回の弾圧も、有朋寮を支援している皆さんと、本山闘争を支援している皆さんが一緒になったということは非常にいいことだと思います。支援の幅が広がり、全金本山の物資販売をしてくれる労働組合で有朋寮の闘いを知らなかったところにも呼びかけました。そうして、実に350に上る労働組合の団体署名を集めました。
 私への弾圧は、押し返しただけではなく、新たなものを作り出したと思います。労学連帯の力で有朋寮闘争を勝利させていきましょう。



日就寮OBから
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 日就寮OBから発言させていただきます。
 有朋寮のたたかいが、個別の自分たちの寮生活を守りたいという自分の生活を防衛するという観点だけなく、戦争の問題や労働者のくらしの問題、大学に入れなかった人の問題、寮に入れなかった人の問題のことも考えているという点で、私は有朋寮の闘争を圧倒的に支持し、そういう立場を持っているからこそ、9・11の小泉が「圧勝」した選挙の後でも、情勢に吹き飛ばされることなくキッチリと闘い抜いている強さの源があるんだと思います。
 ある人は、小泉の言っていることには、実は裏のメッセージが隠されていて「弱者は醜い」「敗者には何もやるな」ということを小泉は言ってきている。それに対して圧倒的に多くのものが弱者の側であり、敗者の側であるにもかかわらず、そのメッセージに魅了されて賛同してしまったということが今回の選挙には現れていると言っています。確かに、自分の利益だけを主張し、既得権を守れということに対して、はっきりいって人々はうんざりしているわけです。だけれども、「勝ち組」「負け組」、圧倒的な「勝ち組」あるいはトコトンまで負ける側に分かれていく社会にしていいわけではありません。
 有朋寮はこの間、全金本山の闘いをはじめとする諸闘争と連帯して闘ってきました。自分たちの権利を主張するだけでなく、いろいろな人たちの権利や生活を守ることも考えて闘ってきました。でるからこそ、今日ここにこれだけの人たちが集まっているし、多くの支持のメッセージ・カンパが寄せられていると思います。
 これから大学当局は機動隊を導入して暴力的に有朋寮を廃寮にしようとするかもしれません。しかし、大学当局の強さの現れでしょうか。そうではありません。東北大学がもし圧倒的に余裕があるのであれば、機動隊を導入してつぶす必要はないわけです。あと何年もすれば寮生はいなくなるわけですから。でもそれが待てない。それくらい、東北大学当局は有朋寮のたたかいに追い詰められているということに確信を持って闘いましょう。
 日就寮OBも、メーリングリストで有朋寮闘争を知らせたり、カンパや現地に駆けつけて有朋寮の闘いを支えたいと思います。共に頑張りましょう。



県内の教育労働者から
b0051430_2305338.jpg 小学校の教員をしているものです。
 すごく私は希望があります。なぜかというと、自分の気持ちにぜんぜん偽らずに、暴力に屈せず、ここで大学生が頑張っていること、それを支えようと全国からみんなが集まっていること、とても私は希望があります。
 小学生と話している時に、「お金持ちになりたい」という子どもがいます。けれどもねぇと話をするとき時、お金で買える物と買えない物の話をします。お金で買えるものはたくさんあります。
 しかし、例えばこのような人間関係、人間の絆というものはお金では買えません。そしてまた、お金でも売り渡すことはできません。私たちのこの一人ひとりの繋がりというのは権力には手出しできません。
 ところどころで暴力が振るわれるかもしれない。けれども、私たちは真面目に暮らして生きたいと思います。だから学生諸君を応援したいと思いますし、「日の丸・君が代」の強制であれ、いろいろな攻撃であれ私も闘っていきたい。全国の皆さん、共に闘いましょう。



有朋寮の近所に住む青年から
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 こんにちは。近所に住んでいるものですけれど、最初は興味本位で来てみたんですけれども、そこでみなさんの話に心を打たれ、毎日遊びに来ています。
 僕も学生で、寮生の気持ちも良く分かるので、ぜひガンバってほしいと思います。

 どうも、こんにちは。自分は仕事をしているんですけれども、仕事をサボってここに来ました。それだけ心を打たれました。がんばってください。
(この青年からは、飲み物の差し入れをいただき、この日の夜も寮の前でやっている見張りも手伝ってもらいました)


【有朋寮生の決意表明】(仮屋悟志)
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 「今日はこれだけの人に集まってもらって本当に感動しています。毎日が強制執行との対決で、これまで何度か強制執行の夢を見ました。これでリハーサルもできて、絶対に強制執行を阻止できし、皆さんと阻止していきたいと思っています。
 僕が有朋寮に入ってすごいと思ったのは、大学に真っ向から反対していることです。高校のときにも思っていましたが、富める者はどんどん富み、貧しいものはどんどん貧しくなっていく社会はおかしいということです。みんな誰しもそう思ってはいるし、変えたいとも思っているけれども、どうすればいいか分からない。有朋寮はその回答を僕に教えてくれました。有朋寮みたいに全国のみなさんと団結して、連帯して闘っていけば本当に変えられると思いました。
 権力から暴力を使って抑圧・弾圧される中で、やっても変えられないとか、無関心に慣れてしまっている。古郡の無期停学についても、理学部教授会は吉本執行部の前に屈服してしまっています。私たちは、この理学部教授に対しても、自分たちの闘いで体制を変えられるということを示していきたいと思います。
 『寮生には人権がない』これが大学当局の本音です。こんな、学生を人間とも思わず、何をしてもいいという吉本執行部にガツンと一発食らわせ、体制をひっくり返してやらなければなりません。そのためにも20日の評議会を粉砕し、絶対に強制執行を阻止していきたいと思います。
 ここにいる皆さんが集まって、ともに闘っていければ強制執行を阻止できるし、体制を変えられると思っています。ともに闘っていきましょう。
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by ufo_ryou | 2005-09-18 01:58 | ☆9・17有朋寮全国集会へ
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